インドのマザーテレサハウスのボランティア経験②

インド・デリー
インドに到着した私。

バックパッカーの定番の目的地といえば、よく挙げられるのが北のデリー

 
私は、このマザーテレサハウスのボランティア経験をしてみたかったので
南のコルカタへ行きました。
  
 
 
 
・「マザーテレサ」さんについて
マザーテレサさん
貧困や病に苦しむ方々の救済に生涯を捧げ、ノーベル平和賞を受賞されました。
人道援助の活動家として象徴的な存在。

 
1910年生まれ
18歳の時、修道院の教師としてインドに渡り、貧富の差と飢えや病に苦しむインドの現実を目の当たりにして現地に留まった。
 
その時のインド(コルカタ)は、貧困と疫病が蔓延している都市でした。
学校や孤児院、そして死を間近にした人を介護する病院「死を待つ人の家」を開設。
 
生涯にわたり、人道援助に人生を捧げたマザーテレサさん。
 
その活動は世界中の人々の共感を呼び、その遺志を引き継いで活動する聖職者は世界百カ国およそ4千人に上るといわれています。
 
 
 
・「マザーテレサハウス」とは?
マザーテレサハウス
マザーテレサさんが1997年9月5日(享年87歳)に亡くなってからも、インドでの救済活動をシスターが引き継いでいます。
 
マザーテレサハウスでボランティアをするために、今現在も世界中から人々が訪れます。
日本人の方も多くいらっしゃいます。

※コロナウイルスの影響により、しばらくこの施設でのボランティアも受付中止でしたが、
2022年8月から、人数制限をして受付再開されたようです。
 
  
・ボランティア参加までの流れ
まず、参加希望者は「マザーテレサハウス」へ行き、シスターから説明を受けます。
 
 
施設は、私が把握する範囲で6つ程ありました。
 
ボランティア活動をする朝に1度、この「マザーテレサハウス」に集合し
その日自分が担当する各施設へ、バスを利用しグループになって移動します。
 
 
 
・各施設について ※代表的な4つの施設をご紹介します。
 
 
①カーリーガート:死を待つ人の家
マザーテレサさんによって開かれた初めての施設。
瀕死の状態の患者、主に結核、肝炎、脳膜炎、マラリア、ハンディーキャップ等をもった男性、女性がいる施設
 
「主な活動内容」
食事や入浴、衣類着脱の補助、お皿洗い、患者さんとのお話をします。
 
 
 
②シュシュ・バハン:孤児の家
マザーテレサさんが捨てられた子供達を発見し、連れて帰ったことがこの施設の始まり。
今もたくさんの子供が施設に運ばれてきます。
 
「主な活動内容」
子供達の歩行や食事の手助けや、ベッドメイキング、床の掃除を行います。
 
 
 
③プレム・ダーン:身寄りの無い老人の家
身寄りがない老人の方や、貧困の為お医者様にかかれない患者さんが暮らす施設。
 
「主な活動内容」
食事や入浴・衣類着脱の補助、薬の管理や患者さんとお話をします。
 
 
 
④シャンティ・ダーン:女性・薄弱者のための家
貧困や、親のいない子供達の施設。
精神障害、知的障害や、脳性麻痺、結核等のー時的な病気にかかった子供の預かり所にもなっています。
 
「主な活動内容」
食事や衣類着脱の補助、洗濯をします。
また、授業時間は一緒に歌ったり遊んだりします。
 
 
 
 
以上となります。
 
 
 
そして、ボランティア活動の当日は、
 
朝7時に「マザーテレサハウス」に集合し
朝食を頂き、その後、それぞれの担当施設の発表があり、グループになって
バスで向かうという流れになります。
 
 
今回はこの辺で。
1日のボランティア活動の流れ、実際に感じたことを次回、綴ります。
 
 
お読みいただきありがとうございました!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


    上の計算式の答えを入力してください