ヘッドマイスターになるまで④

「2日目〜3日目」

 
 

初日が終わると不安や緊張が、少し和らいだのを覚えています。
 
  
何か新しいことを始めるときは、何も見えないが故、色々なことを想像して不安な気持ちになりますが
スタートをきってしまうと、そんな自分もちっぽけに感じるほど。

 
そして何より、一緒に7日間学んでいこうという、
同じ気持ちを持った生徒の皆さんの存在が大きかったですね。
 
 
 
何年も経った今でも、その時に出会った友人と繋がっています。

 

 
 
さて授業について。

2日目は、座学を少し。

 
それ以降はもう実技、実技、実技!

 
まずは、「11の手技からなるドライヘッドスパの手順」と、
その「部位の名前」を声に出して頭に入れながら
相モデルになって、実際に手を動かします。

 
  
一言で「頭」をほぐすと言っても、頭には、パーツがあります。
 
 
おでこや頭のてっぺん、耳上のサイド、後ろの後頭部など。


 
  
それぞれの部位には、血流やリンパの流れがあるのでその部位に適したほぐし方があります。

その第一段階として、その手技の手順の型を頭と身体で覚えます。


宿題としても、3日目までに手技の手順を覚えてくるとあったと思いますが
不思議なことに、相モデルで何度も繰り返したりすると、ちゃんと皆覚えられます。

  

なので、覚えることに不安な方、安心してくださいね(^ ^)

 
 
  
そして、その後のステップは、
とにかく、身体に「感覚」をたたきこむということ。
 
 
  
たくさんのドライヘッドスパのやり方が全国にある中で


こちらのスクールでのドライヘッドスパの特徴は、
様々な不調(眼精疲労や首肩こり、頭痛など)の原因の大きな1つである
「自律神経の乱れ」を整えてあげることです。


それには私たちの指によって「筋膜」をほぐしてあげることで解消されます。



「筋膜」というのは、「筋肉」と「皮膚」の間の1枚の皮のこと。


その「感覚」をつかむことがこのスクール期間の最大の試練と言ってもいいくらい
生徒みんな、手こずります。

  
  
決して力でほぐすのではなく、身体の重心を使って適度な圧をかけることで、
筋膜にたどり着けるのですが 
   
  


初めは、ただ皮膚の表面を動かしているだけになってしまったり
逆に力で皮膚を引き上げようとしてしまったり、、、


授業の中では、その感覚を掴むために、面白い方法も。
  
  
  
バランスボールを使ったり、紙と壁を使ったり、自分の太ももや膝小僧を使ったりするんです。


私は行き帰りの電車の中で、自分の膝小僧と格闘していました。笑
   
  
  

それではこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。


次回は、中間テストについて綴ります。

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